kobaです。
木村花さんのニュースが報道されてますね。
詳しくはネットで名前で検索してくると沢山出てくるので、ここでは詳細は控えますが。
国会でもネット上の誹謗中傷の規制が検討されてるようですね。
ただ、法規制しても中々無くならない気がします。
では何故誹謗中傷は無くならないのか?について少し書いて見ました。
脳の働き
脳科学者の中野信子さんによると、他人を攻撃している人の脳内にはドーパミンが分泌されるそうです。
ドーパミンというのは言わずと知れた快楽をもたらす分泌物で、これが出れば出るほど気持ちが良い。
つまり他人を攻撃するのは『気持ちが良いから』なのだそうです。
これは予想外でした。
でも考えてみれば、『正しくあろう』とすればするほど悲劇を招くような気もします。
戦争なんかそうですよね。
太平洋戦争なんて『大東亜共栄圏』という理想を掲げて欧米列強からの支配を許すまじき!みたいにしてたけど、その共栄圏自体が植民地化を進めていた訳です
し。
でもその理想に酔った。
あ、『理想に酔った』というのは分かりやすいかもですね。
理想というのは麻薬のようなもの。
誇り高ければ高いほど人は酔うし、間違った事に気がつかない。
中野信子さんは人を攻撃する状態の事を『正義中毒』と呼んでいます。
まさに酔って、それが心地よいから中毒なんですね。
アルコールや様々な中毒と同じです。
そして著名人のスキャンダルや不適切発言が叩かれるのもこれだそうです。
だって、芸能人とかが不貞を働いたところで別に自分には関係ないじゃないですか。
若手女優と不貞をした背の高い某俳優Hさんも叩かれまくったけど、別にそれは私達の生活に何の関係もない。だけど叩かれる。
これは叩く事でドーパミンが出て気持ち良いからなのでしょうね。
だから不貞を許せないのではなくて、自分のドーパミンを出したいから叩く。
怖い…。
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これまた中野信子氏によれば
『人間は他の生き物に類を見ないほど知能が発達したにも関わらず、人間同士で叩き合って磨耗するのは滑稽としか言いようがない』
とありますが、まさにそうですね。
叩くのは正しさではなく、自分の気持ちよさの為だった。ホント滑稽でしかない。
隣の芝生
『諺』って、よく言ったもんだなぁと最近つくづく思います。
歳を取ったのかなぁw
『隣の芝生はよく(青く)見える』
っていうじゃないですか。
あれ、まさにその通りですよね。
余所の家は幸せそうに見える。
余所の旦那は稼ぎが良さそうに見える。
余所の子供は賢く見える。
余所の奥さんは優しそうに見える。
余所の…(以下略)
書けば書くほどキリがないほど思いつきません?
私、捻くれてる?w
コロナで自粛疲れが溜まると鬱憤が溜まって、発散したくなる。
そうするとストレスの捌け口が何処に行くか…
自分に向けば鬱。
他人に向けば攻撃。
そんな時に
隣のお家が例えば車を買い替えたら、隣の芝生はよく見える。
隣のお家が家を建て替えたら隣の芝生はよく見える。
『コロナ警察』なんて言葉もありますが、あれも感染を防ぐ為だ!と思いながら実は伸び伸びと外に出掛ける神経が許せないだけなのかもしれません。
そして叩く事で鬱憤を晴らしたい、ドーパミンを出したいだけ。
隣の芝生がよく見える、その次のステージを私はこう思います。
隣の芝生は枯れていて欲しい。
だから人は人を叩く。
あんな出来レースみたいな恋愛バラエティーが許せない。
自分はあんなドラマみたいな恋出来ずにこんな人生…!と。
誹謗中傷は無くならないし、もしかしたら木村花さんも広い意味でのコロナの被害者なのかもしれない。
終わりに
コロナで外出がままならない中だからこそ、しっかりと私達の腹の底を見届けたいものです。
そんな時だからこそ…
『YouTube寺子屋』で仏教どうでしょう。
最後にチョロっと宣伝ぶち込んで終わりまーす。
なんじゃ、この終わり方。
koba
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