こんにちは。このブログを運営しております、kobaと申します。
突然ですが、皆さんは『終活』という言葉はご存じでしょうか。
「人は誰でも死ぬ」という真実。
そして刻一刻と老い、病んでいくという現実。
不安なのに、何から手をつけたらいいか分からない。
そしていつから始めればいいのかも分からない…。
この記事を書いている私、kobaはお坊さんです。真宗大谷派(浄土真宗・お東)というお寺の副住職をしています。普段の法務(葬儀や法事etc)や年間の行事などで色々な門徒さん(浄土真宗では檀家といわずにこのように表現します)と接しています。
そんな中で、様々なご家庭の様々なケースに関わる内に
「終活について真剣に考えてみよう」
と考えました。
『終活』というと、年配の方の話だというイメージが一般的かもしれません。
しかし、これは必ずしも年配の方だけの問題ではありません。
私達の人生というのはいつでも死と隣り合わせ。表裏一体です。
当然、若い方が亡くなる事もあるし、自ら命を絶たれる方もおられます。
突然、家族と別れる事になったら何が起きるのか。
何を頭に入れておけばいいのか。
死は誰にでも起こりうる問題だからこそ避けて通れないものです…。
そして我々お坊さんは、葬式だけが仕事ではありません。
何の為に生きるのか、何の為に生まれてきたのか。どうせ死ぬのに何故生きるのか。
そういった人生の根本問題と向き合っていく事こそが一番の仕事です。
この問題を私は『人生の活動=【生活】』と表現してみました。
そうは言っても、やはり金銭的な事や法律のこと、手続きの事などは知っておいて損はありません。なので、時に具体的に、時に仏教的な観点から「いざという時の心構え」「いざという時の為の備え」について書いていきたいと考えています。
いつ訪れるか分からない“その時”だからこそ、いつでも”学び時”です。 人生に「そのうち」はありません。
誰もが真剣に終活を考える事で、逆に自分の人生と向き合っていきたい。
そんな事を願ってこのカテゴリー記事を作りました。
実は余談ですが、私は2020年にFP２級技能士という資格を取得しました。
この資格はライフプラン・保険・金融・税・不動産・相続の6つの分野について学びます。
特に手続きの事やお金に関する事を多岐に問われる資格です。
※FP2級『独学一発合格』の記事です↓
せっかく学んだ資格を活かさないで『ペーパードライバー』にならないように、このカテゴリーで色々と書いていきます。 皆様のご参考になりますように…^ ^ ！
