燕三条 発信のフリーペーパー『アイアムアブディスト』読中レビュー

書評
アイアムブディストのレビューサムネです

こんにちは。
kobaです。

涼しくなってきましたね~。
と思ってきたら今日の気温は30℃~31℃で、夏が戻ってきた感じでした!!

さてさて、今回はフリーペーパー『アイアムアブディスト』なるもののを頂いたのでレビューです。
と言っても完全に全部読んだ訳ではないので「読中感」ですが…
ちなみにこのフリーペーパーは三条別院という真宗大谷派(浄土真宗・お東)の支所みたいなところに勤めている齋木氏というイケメン僧侶が自ら企画立案執筆等々やって発行されてます。
↓ 齋木氏 のブログはコチラ

内容は『コロナウィルス感染日記』という、真宗大谷派の僧侶の実際の体験談から、『外食すべきかすべきでないか』という意見広告に対する様々な意見の集約記事まで、実にバラエティに富んでいました。
齋木氏の記事や三代さんという研究者さんの記事はさすがの仏教学の見地からの内容でした。

国文学出身の私にはちと難しかった…かな!?。

いや、勉強せーよ、というお叱りを受けそうですので、これはまたキチンと仕事部屋で聖典などを傍らに置きながら読まねば…。


で、今回呼んだのは

『坊守・若坊守#三条エール飯鼎談(ていだん)』です。

これは大谷派の三条教区の坊守さん若坊守さん(住職や若さんの配偶者さん)の三人が子育てや家庭のことについて語った記事です。
色々あるのですが、

とても読みやすくスッと内容が入ってきます

いや、なんていうか、フリーペーパーなので、やはりこういう「片手で読める」感のものってキャッチーで親しみやすいと思うんですよね。
お坊さんが発行するんだからやはり仏教の事は書いてあって、それをしっかりと読むのも大事なんですけどね。
この女子トークが、色々と印象的な文章だったもので…今回はこの記事のreview( *´艸`)。
『ちょっと変わった職業の夫たちへのサポートを教えてください』という記事で「忘れ物が多く、袈裟忘れたり足袋がどっちも右だったり」とか書いてあったけど、

どうやったら両方右になるのか小一時間問い詰めたくw

足袋って親指の位置が決まってるじゃないですか。それをどうやったら…。
まぁそれは個人差がありますから、ということで(いいのか?)。

それはともかく、『男は外で、女はウチで』みたいな昔からの価値観ってあるじゃないですか。
でも令和の現代はもう、男性側が家の事を出来るのは普通になってきちゃってますよね。
『男の子は10歳になったら育て方を変えなさい』という本があるのですが、この本では頻りに

「これからの男にとって家の事ができるのは最早フツー」

とすら書かれています。
じゃあ肝心のワタクシkobaはどうなのか?というと、子供(息子)のことに関しては授乳と出産以外は全部やったかなぁ。
ウチは共働きなので、子供が具合悪くなると僕が面倒見なきゃならんのです。

病気だって色々やったなぁ…。
ノロウィルスにインフルエンザ、ロタウィルスに水疱瘡…。
感染性の病気の時なんて「登園許可書」がお医者さんからもらえないと一週間くらい自宅にいるので、毎日小さい息子とずーっと一緒。

もうね、子供なんてチョロっと熱があるくらいじゃあ、元気じゃないですか。で、そうなってくるとヒマすぎて時間持て余して…近所の公園に何回も行きましたわ。
そして公園の滑り台から沈む夕日を見て「あぁ、もう一日終わっちゃった」とシュールになったり。

あのシュールな感じってその立場になってみないとわからんですよね。

今ウチでの生活はどうかというと、今も共働きで、学童の送り迎えからPTAの役員から子供会の幹事やら、もうkobaは「何でも屋さん」状態です。
オマケに家計の管理も…。
寺の会計もやらなきゃだし、家計のことを色々わかるようになりたいな~と思ったら

資格取っちゃいました。

取ったのは日商簿記三級とFP2級。
↓資格チャレンジした記事はコチラです

まぁクダクダと書きましたが、何が言いたいかというと、

夫婦って「どちらが欠けても大体カバーできる」だけのスキルは持っといた方がいいんじゃないかなぁと思うわけです。

ウチの妻は得度といってお坊さんの身分というか「僧籍」を持ってるので、一応衣を着てお参りは行けます。だから私に何かあればピンチヒッターは勤めてもらおうと思ってます。
その分、僕も妻に何かあっても大体のことは分かります。学校のこともお金のことも子供の服や食事のことも。
つまり、お互いがお互いの役割をある程度こなせることで、齟齬を無くしていけたらいいなって。

それにしても、お寺の坊守さんって、とても大事な仕事だと思います。
『あのお寺は坊守さんでモッテるよね』というのはあっても『住職でモッテるよね』というのは聞いたことがありません。
それだけ坊守さんの担うものは大きい。
それは間違いないです。

ただ、その「想い」が余計お寺を、寺族を縛ってしまったという事実があったそうです。
それは…

『月刊住職』という業界専門誌2018年2月号の「過疎寺院悲しき死」という事件です。


これは坊守さんと息子さんがお寺で二人で暮らしていたけど変死体で発見された、という記事です。
30年来引きこもっていた息子さんと坊守さんが庫裡で亡くなった状態で発見されたが、事件性は無く病死か餓死であったかという…。
詳しく書くと長くなるので割愛、もしくは該当の2月号をバックナンバーでお求めいただければ…。
↓月刊住職を発行している興山舎さんのHP

↓amazonはコチラ↓

来月の初頭にkobaの所属する「12組」という近隣寺院グループの坊守会があるのですが、そこでのテーマが『寺族』です。
その中でこの事件も絡めながらお話しようと思っています。

やはり、これからは住職さんだけでなく、坊守さんや准坊守(若さんの配偶者)さんもガンガンとオモテに出てきて発信していったら良いな~とガチで思います!




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freeブロガー兼・実験系YouTuberです。 お寺生まれ・お寺育ち。 元京都の呉服問屋での営業マン。現在・応永山淨照寺住職。【 趣味】釣り・筋トレ・ゲーム・読書・ガンプラ作り 【生年月日】1977年1月25日【血液型】AB型 【星座】水瓶座【保有資格】日商簿記3級・2級ファイナンシャルプランナー
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