英語で言うとどうなる?

お寺関係で調べてみた

こんにちは。kobaです。
お盆ですね~(先日に続き)。

皆さんは周りの言葉を英語に置き換えてみたらどうなるかやったことあります?

以前reviewを書いた『読みたいことを、書けばいい。』の文中にこんなにことが書いてありました。

以前、わたしは歴史に関する記事を執筆していた時、不意に「幕府」という単語の意味がわからなくなった。なんども「幕府」「幕府」と記述しているうちに、みるみる私の中から「幕府の実態」が失われ、わけのわからないものとなっていった。
~中略~
そんなとき、頭を切り替えようと「外国人に英語で日本の歴史を説明しましょう」という趣旨の本を読んでみると、『カマクラ・ミリタリー・ガバメント』という記述があり、ハッとして府に落ちた。要は「軍事政権」なのである。

これを読み、ふと自分の関わるコトバを英語にしたらどうなるのかと調べてみました。

まず最初に『法事』ですが、英語では
memorial service
だそうです。
そしてserviceには「仕える」「召使」という意味があり、ルーツとなるラテン語の「servus」は「奴隷」という意味で使われているそうです。

とすると、法事は誰が誰に「仕え」るのでしょう。寺檀制度の江戸時代なら檀家さんの方だと捉えがちですが、現代では逆のイメージになりそうなのは私だけ?お坊さんの方がサービス業??

そして『葬式』は英語で
funeral ceremony
です。
こちらもceremonyはよく使われる言葉なのでなんとなく分かると思うのですが、funeralのほうには「葬式」というズバリそのものの意味もあるのですが、他にも「嫌な仕事」「なすべき事、責任」などの意味もあるそうです。

とすると、葬式って

『やらなきゃいけないけど、出来ればやりたくない嫌な仕事』

という意味になります。

昨今は葬式も簡略化の一途を辿り、コロナの影響で会食・お斎も省略される事が多いです。
色々な事情もあるので必ずしも従来通りの葬式をやる必要は無いと思いますが、この

『嫌な仕事』

という意味をよくよく考える必要はあるかなと。
好きな音楽を流して音楽葬、友達だけ集まって友人葬。嫌な仕事を嫌にならないように形式を変えて葬式は行われてきました。

でも形を変えても葬式は嫌な仕事であるのは事実

そこを形式を変える事によって意味をすり替えても本質は変わらない。そして一番避けたいのは「死ぬ」ということですよね。
避けようがない死という問題から目を背け、意味をすり替えてしまってはいやしないか。

英語で書くと色んな発見があるものです。

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koba

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freeブロガー兼・実験系YouTuberです。 お寺生まれ・お寺育ち。 元京都の呉服問屋での営業マン。現在・応永山淨照寺住職。【 趣味】釣り・筋トレ・ゲーム・読書・ガンプラ作り 【生年月日】1977年1月25日【血液型】AB型 【星座】水瓶座【保有資格】日商簿記3級・2級ファイナンシャルプランナー
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