こんにちは。
kobaです。
個人的な事で恐縮なのですが…
この度、自分のお寺の住職になることになっちゃいました。
いや、もともと「副住職」なので、いずれはそうなる事は分かっていたのですが…。
まさかこんなに早く「その時」が来るとは…
5月に私のお寺「浄照寺」の本堂改修工事終了を受けての『宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要』『落慶法要』があったのですが、そこに合わせて『住職継承式』なるものをやることに…
※その様子は『親鸞聖人750回御遠忌・本堂落慶・住職継承式』という記事に写真があります。
で、住職になると色々と寺務仕事があります。
これまでも色々と事務仕事はしてきたのですが、本格的にお寺の事務ならぬ「寺務仕事」をすることになりました。
そこで以前から気になっていた寺務ソフト『沙羅』-さら-を導入することに。
このソフト、何ができるかというと色々あるのですが、大きく分けると
- 亡くなった方の法名やご命日管理(過去帳)
- ご門徒さん宅別の年忌管理など(家別過去帳・現在帳)
- 各種書類の作成機能(宛名書き)
- 出納帳
細かく分けると色々な機能がもっとあるのですが、導入してから一番使っているのは1.の「過去帳機能」です。
具体的には亡くなった方の法名・ご命日・施主(喪主)・所属門徒(どこの家か)・享年などを入力すると自動的に初七日や年忌(〇〇回忌)が自動で計算されて門徒さん情報に反映されます。
この「沙羅」を導入するまで、私のお寺では30年近く前に導入したお寺向けソフトを使って管理していました。
このソフトの入ったパソコン、何とウインドウズMeが入ったフロッピーで管理するというもの…
さすがに動きが悪く、最近はプリントアウトできないので住職が画面を見て直接紙に書いていました。
意味ない…(;’∀’)
この「沙羅」を導入したのはモチロンwin10のPC!
さすがにサクサク動きます…。
そしてご命日を入力するとそのまま「中陰」(〇〇七日など)や「年忌」の表をプリントアウトできます。
使っていく内に「便利だな」と感じたのが『種別』でした。
私のお寺では各地区毎に班長さんがいて、その班長さんが数年ごとに変わったりします。
そしてその任期が決まっておらず、2年くらいで交代する地域もあれば何十年も同じお宅がされることも。なのでこれをどうやって管理しようか~と思案し、エクセルで色々やったりしたのですが上手くいきせんでした。
そこでこの『種別』を班長にし、検索をかけるとその班長さんだけの表が出るようになりました。
この『沙羅』は販売されているデフォルトの状態でも使いやすいのですが、自分のお寺なりのやり方を工夫してやるともっと便利になりそうです。
そして機能によっては問い合わせ次第で拡張してくれるものも…。
今後も使用感をレビューしていきます~
※『沙羅』を開発・運営する寺院コムさんのwebサイト↓
koba
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